2014年5月7日水曜日

インドのカレー、色々( 日本人からすると全部同じに感じたりします。 )

ここではインドで食べた物、インドの食文化を紹介させて頂きたいと思います。


インド料理と言うとほぼ100%の人がカレーを思い浮かべると思いますが、
実際にインドに行くと、見事なまでにカレー三昧の食生活を送る事になります。

そんな日本人にとっては全部「同じ」に感じるカレーにも、インド人にとっては色々と違いがあるそうです。

■ベジとノンベジ
□ベジは、「ベジタリアン」
主に野菜・豆類を使ったカレー。
そこまでストイックなタイプではなく、チーズやヨーグルトなどの乳製品も含みます。

□ノンベジは、「ノンベジタリアン」
肉または魚の入ったカレー。
肉と言っても、インドでは宗教上の理由などから、「肉=マトンかチキン」が主です。

インドのレストランには看板やメニューに必ずと言っていいほど、「VEG or NON-VEG」という表記がされていて、メニューで、例えば同じ物でも、後ろにVEGと書いてあるものとNON-VEGと書いてあるものがあったりします。




私が写真で撮った場所は、残念ながら「ピュアベジ」だったのですが、一応載せておきます。
要するに、インドではベジかノンベジという事がとても重要という事です。

南印度洋行がお付き合いをさせていただいている墓石工場の工場長、ビグネスさんは「今日はお寺に行くから野菜しか食べない」などと言っているので、人によってはその日その日で何を食べるか使い分けをしている人もいるみたいです。

そして、日本人には全て同じに感じるカレーですが、カレー粉が入っている物は「カレー」。
カレー粉が入っていないタイプは「グレイビー」などと名称が変わります。

でも、よっぽどスパイスに詳しくない方でないとなかなか味の区別が付きにくい気がします。とりあえず全部辛めです。私はあまり分かりません。

こんな感じで、全部同じに感じがちなインドの「カレー」ですが、インド人からすれば立派な違いがあり、その土地その土地で色々と差がある、とってもとっても奥深い料理みたいです。

2013年6月4日火曜日

インドの朝食



ここではインドで食べた物、インドの食文化を紹介させて頂きたいと思います。

インド料理と言うとほぼ100%の人がカレーを思い浮かべると思いますが、
実際にインドに行くと、見事なまでにカレー三昧の食生活を送る事になります。

初めのうちは新鮮さもあり、毎食カレーでも気にならないのですが、
旅も半ばを過ぎると、普段世界各国の料理を食べているジャパニーズとしては辛いものがあります。

カレー、と一言で言っても実にさまざまな種類のものがあります。
日本人が全部同じじゃないか、とインド人に言うと、
日本人だって米とみそ汁を毎日食べているじゃないか、それと同じだ、と言う反撃を
受ける事になります。
インド人に言わせると味噌汁にも具の多様さがあるように、一件同じ味の様に見えても
実に微妙な違いがあるのだと言うことです。 
確かに微妙な違いがあるのはわかりますが、違ってるからなんだ、とやや意地悪に
思ってしまうこともあります。

一日の始まりは朝ごはんから、と言うことで、
ここではインドの朝食の様子を紹介したいと思います。

インド人は朝からかなりの量を食べるのですが、
主食として

イドリー(米の粉を発酵させ蒸したもの)

ドーサ(米粉と豆の粉から作られるクレープ)

プーリー(薄い生地の揚げパン、中に空気が入り膨らんでいる)

チャパティ(全粒粉と水をこねて薄くのばし焼いたもの)





























と上記に挙げた以外にも様々な種類のパンがあるのですが、
その中で確実に好みが分かれるのがイドリーだと思われます。

この白いイドリーというインドの蒸しパンは
朝食の定番中の定番ですが、個人的にはかなり苦手でした。

第一に生地自体が持つ味と言うものが乏しいです。
第二に食感が悪いです。ぼそぼそぶにゃぶにゃしています。第三にやや酸味があります。
カレーをたっぷりつけて誤魔化しながら食べていましたが、
辛いものが苦手な私の様な人間は、朝食からややしんどい思いをすること間違いなしです。

弊社の社員数名もイドリーを好まないらしく、
ネットの情報を調べてみても、あまり芳しい評判は聞こえてこないので、
日本人の口に合わない食べ物なのかもしれませんね。
しかしそんなイドリーにも、チェンナイには熱烈なファンがいます。





なんとイドリー専門店です。こちらのお店に伺うことは出来なかったんですが、
もしかしたら日本人のイドリー観を覆すかのような味を提供しているかもしれません。
なにせ隣のレストランで食事を終えたばかりの人が入っていくようなお店です。

ちょっとした行列もできていましたし、 次回の訪印の際はここのお店でイドリーにチャレンジを
しようと決意し、帰国の途についた次第であります。